【昼でも遅くない?】格安SIM10社の速度を徹底比較

「格安SIMって、昼になると急に遅くなるんでしょ?」

乗り換えを考えているけど、速度が心配で踏み出せない——そんな方は多いと思います。

筆者もauを長年使っていたので、乗り換え前は同じ不安を感じていました。でも今は楽天モバイルに乗り換えて、通信費を月3,000円程度に抑えながら、速度で困ったことはほとんどありません。

この記事では、格安SIM主要10社の速度を比較しながら、「昼に本当に遅くなるのか」「どの会社なら快適に使えるのか」を、au乗り換え経験者の実感をもとに解説します。

目次

格安SIMの速度は本当に遅い?【筆者(ダイ)の結論を先に言います】

格安SIMの速度は本当に遅いのかを解説したインフォグラフィック(格安SIM速度比較)

「格安SIM=遅い」というイメージは、かなり古い話です。

結論:日常使いであれば格安SIMで十分快適に使えます。昼に遅くなる問題も、会社の選び方次第で解決できます。

昼の速度低下は「MVNO(格安SIM)」だけの問題だった

格安SIMには大きく2種類あります。

  • MVNO(格安SIM):mineo・IIJmio・日本通信SIMなど。大手の回線を借りて安く提供する
  • MNO・サブブランド:楽天モバイル・UQモバイル・ワイモバイル・ahamoなど。自社または親会社の回線を優先的に使える

昼間に速度が落ちやすいのは、主にMVNO(純粋な格安SIM)です。昼のピーク時間帯に使える帯域が限られているためです。MNOやサブブランドは帯域を優先確保できるので、昼でも速度が落ちにくい傾向があります。

auから乗り換えて、速度は「遜色ない」と感じた理由

筆者はauを長年使ったあと、楽天モバイルへMNP乗り換えしました。

正直、乗り換え前は「速度が落ちたらどうしよう」と不安でしたが、実際に乗り換えてみると、日常的な使い方(SNS・動画・地図・テザリング)では、auとほとんど違いを感じませんでした。

昼休みにYouTubeを見ても特にストレスなし。これは予想以上の結果でした。

「格安SIM=遅い」は古いイメージかもしれない

2020年以前は確かに格安SIMが遅い時間帯がありました。しかし2023年以降は各社が設備投資を進め、速度は大幅に改善されています。

特に楽天モバイルは自社回線を持ち、データ無制限で使えるため、「遅い格安SIM」の定義からは外れています。

格安SIMの速度が「昼に遅くなる」仕組みを3分で理解する

格安SIMが昼に速度低下する仕組みを図解したインフォグラフィック(格安SIM速度比較)

格安SIM選びで失敗しないために、速度の仕組みを簡単に押さえておきましょう。

格安SIMの種類(MVNO・オンライン・サブブランド・楽天MNO)別に昼の速度と料金を比較した表

MVNO・MNO・サブブランドの違い

種類具体例特徴月額の目安
MNO(自社回線)楽天モバイル自社設備を持つ。データ無制限1,078円〜
サブブランドUQモバイル・ワイモバイル親会社の回線を優先確保2,365円〜
オンラインプランahamo・LINEMO・povo大手キャリアの品質。昼も安定2,728円〜
MVNOmineo・IIJmio・日本通信SIM大手回線を借りる。昼に混雑しやすい748円〜

※2026年4月時点の税込価格目安です。最新の料金は各社公式サイトでご確認ください。

昼に遅くなる「帯域制限」の正体

大手キャリアの回線を「高速道路」に例えると、MVNOはその一部の車線を借りて走っています。昼(12〜13時)は利用者が集中し、借りている車線が渋滞状態になるため速度が落ちやすくなります。

一方、MNOやサブブランドは自社専用の車線を確保しているか、親会社の幹線道路に直接アクセスできるため、昼の渋滞の影響を受けにくい仕組みです。

速度の目安:何Mbpsあれば何ができる?

用途快適に使える速度の目安
LINEメッセージ・SNS閲覧1Mbps以上
Web検索・ニュース閲覧3Mbps以上
YouTube(HD画質)5Mbps以上
YouTube(4K画質)25Mbps以上
テレビ電話・ビデオ通話10Mbps以上
テザリング(PC作業)10〜20Mbps以上

日常的なスマホ使い(SNS・動画・地図)であれば、昼間でも10Mbps以上をキープできれば十分快適です。

【2026年4月最新】格安SIM主要10社の速度比較一覧

格安SIM主要10社の速度を徹底比較したインフォグラフィック(2026年4月最新)
比較項目 ワイモバイル ahamo UQモバイル LINEMO 楽天モバイル povo 2.0 mineo IIJmio 日本通信SIM BIGLOBEモバイル
種類 サブブランドオンラインサブブランドオンライン MNOオンラインMVNOMVNOMVNOMVNO
利用回線 SoftBankdocomoauSoftBank 楽天/auau3回線対応docomo/audocomodocomo/au
月額料金(目安) 3,058円〜2,970円2,948円〜990円〜 1,078円〜
3,278円
基本0円〜880円〜748円〜290円〜1,078円〜
データ容量 5GB〜30GB最大30GB10GB / 30GB 無制限トッピング制1GB〜2GB〜1GB〜1GB〜
昼の速度(目安) 約130Mbps 約120Mbps 約100Mbps 約70Mbps 約70Mbps 約60Mbps 20〜40Mbps 10〜30Mbps 10〜20Mbps 15〜30Mbps
通話料金 22円/30秒
※Lは10分無料
5分無料10分無料※1有料 / 5分無料※2 無料(アプリ)5分無料※311円/30秒11円/30秒11円/30秒11円/30秒
eSIM対応
おすすめの人 速度重視
SB系ユーザー
大容量・
ドコモ品質希望
速度と
コスパ両立
LINE通話
をよく使う
無制限で
コスパ最優先
サブ回線・
自由設計派
3回線から
選びたい
とにかく
安く使いたい
最安値
節約最優先
動画・
エンタメ重視
公式サイト 公式サイト 公式サイト 公式サイト 公式サイト 公式サイト 公式サイト 公式サイト 公式サイト 公式サイト 公式サイト

※2026年4月時点の参考値。速度は計測環境・地域・時期により異なります。最新料金は各社公式サイトでご確認ください。
※1 UQモバイル:コミコミプランバリュー(3,828円/35GB)は10分かけ放題付き。トクトクプラン2(2,948円〜/最大30GB)は通話オプション別途。
※2 LINEMO:ベストプランVのみ5分かけ放題付き。ベストプラン(990円〜/最大10GB)は通話有料。
※3 povo 2.0:「5分以内通話かけ放題」トッピング(月550円)が必要。

第三者計測データをもとに、主要10社の速度をまとめました。

※以下は複数の第三者計測データ(みんなのネット回線速度等)をもとにした参考値です。計測環境・地域・時期によって異なります。2026年4月時点の情報です。最新情報は各社公式サイトでご確認ください。

速度比較表(平均・昼のダウンロード速度)

会社名種類平均DL速度昼(12時台)DL速度最安プラン目安
ワイモバイルサブブランド約150Mbps約130Mbps2,365円/月
ahamoオンライン約128Mbps約120Mbps2,970円/月
UQモバイルサブブランド約115Mbps約100Mbps2,365円/月
LINEMOオンライン約107Mbps約70Mbps2,728円/月
楽天モバイルMNO(自社回線)約78Mbps約70Mbps1,078円〜3,278円/月
povo 2.0オンライン約120Mbps約60Mbps基本0円+トッピング
mineoMVNO約85Mbps約20〜40Mbps880円/月〜
IIJmioMVNO約80Mbps約10〜30Mbps748円/月〜
日本通信SIMMVNO約50Mbps約10〜20Mbps290円/月〜
BIGLOBEモバイルMVNO約60Mbps約15〜30Mbps1,078円/月〜

昼間でも安定した速度を求めるなら、ワイモバイル・ahamo・UQモバイルが圧倒的。楽天モバイルは昼でも約70Mbpsをキープしており、日常使いには十分な速度です。

回線別(ドコモ回線・au回線・SB回線)の傾向

回線特徴該当するSIM(例)
ドコモ回線全国カバー率No.1。地方でも安定ahamo・IIJmio・mineo(D)・日本通信SIM
au回線都市部に強い。UQが最優先UQモバイル・povo・mineo(A)
SB回線ワイモバイルが最優先ワイモバイル・LINEMO・mineo(S)
楽天回線自社回線。都市部はほぼカバー楽天モバイル

地方在住の方はドコモ回線が安定している傾向があります。都市部であれば回線の差はほぼ気になりません。

データ無制限の格安SIM速度はどうか?

  • 楽天モバイル(Rakuten最強プラン):完全無制限・昼も約70Mbps(参考値)
  • ahamo:100GBまで高速。超過後は1Mbps
  • povo 2.0:150GBトッピング(3,300円)など柔軟に追加可能

楽天モバイルは唯一の本当の意味での「完全無制限」プランです。データ量を気にせず使いたい方に向いています。

速度重視で選ぶなら?用途・タイプ別おすすめ

速度重視で格安SIMを選ぶ方法と用途・タイプ別おすすめを解説したインフォグラフィック

ここでは、格安SIMを速度重視で選び方を紹介します。自身の使用状況に合わせて検討できるように順番に解説します。

格安SIMの選び方を速度優先・無制限・節約で分岐するフローチャート

「とにかく速さ最優先」→ UQモバイル・ワイモバイル

速度にこだわりたい方は、サブブランドの2社が断然おすすめです。

  • UQモバイル:auの品質そのままで月2,365円〜。昼間でも100Mbps超をキープ
  • ワイモバイル:ソフトバンクの品質で月2,365円〜。全時間帯で最速クラス

大手キャリアとほぼ同等の速度を2,000円台で使えるのが最大のメリットです。ただし、純粋なMVNOより料金は高めです。

「コスパ重視(速度もそこそこ)」→ ahamo・楽天モバイル

速度と料金のバランスを重視するなら、この2社がおすすめです。

  • ahamo:月100GBで2,970円。ドコモ品質で速く、5分通話無料付き
  • 楽天モバイル:月3,278円でデータ無制限。1〜3GBなら1,078円と段階制でお得

「データ節約派」→ IIJmio・mineo

データ量を抑えてとにかく安く使いたいなら、MVNOも選択肢に入ります。昼のネット利用が少ない方や、家ではWi-Fiを使う方には十分な選択肢です。

  • IIJmio:月748円〜(2GB)。昼は遅くなりやすいが朝・夜は快適
  • mineo:月880円〜(1GB)。独自のパケット融通サービスが特徴

楽天モバイルの速度は?通信費を半額にした筆者(ダイ)の正直な実感

auから楽天モバイルへ乗り換え後の通信費変化(月7,000円→月3,278円)を示したビフォーアフター図
楽天モバイルの速度を筆者(ダイ)が正直レビューしたインフォグラフィック(格安SIM速度比較)

ここからは、筆者自身の体験をお伝えします。au回線から楽天モバイルへMNP乗り換えし、通信費を月約7,500円(1台あたり)から約3,168円(最強家族割適用)に削減しました。乗り換えから約2年が経ちますが、速度で大きな不満を感じたことはありません。

au時代と比べて「遜色ない」と感じた3つの場面

  • 昼の動画視聴:昼休みにYouTubeを見ても特に遅さを感じません。HD画質(720p)が問題なく再生できています
  • 電車移動中のSNS・地図:通勤電車の中でのSNS・地図アプリがつながりが途切れることはほぼありません
  • テザリングでのPC作業:光回線を解約し、自宅のPC作業はすべて楽天モバイルのテザリング。Zoomも問題なし

正直なデメリット:唯一気になった速度の場面

地下・山間部・建物の奥まった部分では、稀につながりにくいことがあります。楽天回線が届かないエリアではパートナー回線(au)に切り替わり、速度が若干落ちる印象です。

都市部在住であれば、ほぼ問題なく使えます。地方の方は、公式の「楽天エリア」マップで事前に確認しておくことをおすすめします。

テザリングで光回線を解約できた理由(速度が十分だった証拠)

筆者は光回線を解約し、現在は楽天モバイルのテザリングだけでインターネットを使っています。テザリングでの速度は平均40〜80Mbps程度で、一般的な家庭用途には十分でした。光回線の月額料金(約5,000円)が不要になり、年間6万円の節約にもなりました。

テザリングで光回線を解約した詳しい経緯はこちらの記事でまとめています。

よくある質問(FAQ)

格安SIM速度に関するよくある質問(FAQ)を解説したインフォグラフィック
格安SIMは昼に本当に遅くなる?

MVNOは遅くなることがありますが、サブブランド・MNO・オンラインプランは比較的安定しています。昼(12〜13時)はネットの混雑ピーク時間帯です。mineo・IIJmioなどのMVNOは速度が10〜40Mbpsまで落ちることがあります。一方、ワイモバイル・UQモバイル・ahamo・楽天モバイルは昼間でも60〜130Mbps程度をキープしているケースが多く、日常使いには支障がありません。

楽天モバイルの速度は大手キャリアと比べてどう?

速度だけで見ると大手キャリア(au・ドコモ・SB)より若干低いですが、日常使いには十分です。大手キャリアの平均速度は100〜200Mbps程度ですが、楽天モバイルは約70〜80Mbps(参考値)。数字の差はありますが、動画視聴・SNS・地図などの体感速度はほぼ変わりません。月3,278円でデータ無制限という点を考えると、コスパは圧倒的に優れています。

格安SIMに変えると動画が見られなくなる?

サブブランド・MNO・オンラインプランであれば、ほぼ問題なく動画を楽しめます。YouTube HD画質で必要な速度は5Mbps程度で、ワイモバイル・UQモバイル・ahamo・楽天モバイルであれば昼間でも十分な速度が出ています。MVNOの場合は昼間に速度が落ちることがあるため、昼休みに動画をよく見る方は注意が必要です。

速度が遅めの格安SIMはどこ?

純粋なMVNO(mineo・IIJmio・日本通信SIM)は昼間に速度が落ちやすい傾向があります。ただし朝・夜は十分な速度が出ることが多く、昼間にあまりスマホを使わない方や、家ではWi-Fiを使う方には十分な選択肢です。料金の安さを最優先するなら、速度のトレードオフを理解したうえで選ぶのがおすすめです。

まとめ

格安SIM速度比較について、この記事のポイントをまとめます。

  • 格安SIMが昼に遅くなるのは「MVNO」が中心。サブブランド・MNO・オンラインプランは昼でも安定
  • ワイモバイル・UQモバイルが速度No.1クラス。速さ最優先ならこの2社
  • 楽天モバイルはデータ無制限+昼も70Mbps前後。コスパと速度のバランスが優れている
  • 筆者自身、au→楽天モバイル乗り換え後も速度で困っていない

昼の速度問題は会社選びで解決できます。特に楽天モバイルは「データ無制限・昼も安定・通信費を大幅削減」の三拍子がそろった選択肢です。

楽天モバイルについて、実際の料金・速度・使用感をさらに詳しく知りたい方はこちらの記事もご覧ください。

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