大学生はバイトで103万円しか稼げない?もっと稼ぐことはできる?

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「103万円」大学生ならよく聞くワードではないでしょうか。今回は「大学生は103万円までしか稼げない」について実体験を踏まえて話していきたいと思います。

こんな人に読んでほしい!

  1. バイトで103万円までと言われる理由が知りたい人
  2. 103万円以上稼ぎたい大学生
  3. 103万円を超えてしまった大学生

「控除」を理解しよう

そもそも103万円の意味は何?ってことから話していきます。

お金を稼いだら一定額の税金を納めなくてはいけませんよね。1年間で500万円稼げば20%の100万円所得税を納めなくてはいけません。

しかし、控除というものがあって特定の条件を満たせば500万円からお金をある程度引くことができます。200万円引くことができれば300万円になり税率も10%まで引き下げられ30万円の所得税を支払うことになります。

また、所得控除だけでなく納める税金を減らす税額控除も存在します。

しかし、今回の103万円という話は所得控除の話になるので税額控除に関してはふれません。

所得控除については何となく理解できたでしょうか?それでは本題の103万円の話に入っていきましょう。

「103万円」までと言われる理由

では、大学生が103万円までと言われる理由について話していきます。先程の控除の話が理解できていれば簡単だと思います!

103万円を超えると税金が発生してしまう

大学生のようにバイトをしている人たちにも控除はあります。僕たち大学生が使える控除は主に2つあって、基礎控除(38万円)給与所得控除(65万円)です。この2つ合わせるとよく言われる「103万円」となります。

もしこの控除がなければ100万円稼いだら5%(195万円以下の所得の場合)の所得税を納める必要が出てきます。しかし、103万円までは控除で補えるので僕たち大学生は所得税を納めないようにするために103万円までに調整してバイトをすることになります。

もし103万円を超えてしまうと控除だけでは補えなくなってしまうので5万円ほどの税金を納める必要が出てきます。

親の税金も上がってしまう

「扶養控除」や「扶養内」という言葉を聞いたことないでしょうか?僕たち大学生には先程説明した基礎控除と給与所得控除の2つしか控除がありませんが、親にはそれら以外にも控除があります。

その代表的な控除が「扶養控除」というものです。扶養控除とは子供や親族を養っている場合に発生する控除のことです。扶養控除は38〜63万円の控除を受けることができます。特に19〜22歳の大学生にあたる年齢の子供がいれば最高額の63万円の控除を受けることができます。

年収が330〜695万円の親なら20%の所得税がかかるので、63万円の控除を受ければ約12万円の納税を免除されることになります。

しかし、この扶養控除は子供のバイト収入が103万円を超えてしまうと適用できなくなってしまいます。それが「扶養内」で働こうと言われる原因です。なので、自分の所得税がかかるだけでなく親の税金負担も上がってしまうので103万円に抑える必要があります。

103万円だけでなく100万円の壁も存在する

よく聞くのは103万円の壁ですが、実は100万円の壁も存在します。100万円(地方によっては98万円)を超えてしまうと何が発生するかと言うと住民税が発生してしまいます。先程の所得税は基礎控除が38万円でしたが、住民税の場合だと基礎控除が35万円(地方によっては33万円)まで減ってしまいます。

住民税は1万円程度ですが、103万円稼いで1万円支払うよりも100万円以内に抑えて税金負担がない方がいいですよね。

大学生が103万円を超えて稼ぐ方法はないの?

大学生はお金も必要ですし、時間もあるので自然とバイトに行く時間も増えますよね。それなのに103万円までに抑えないといけないのは酷です。

そんな大学生ですが103万円の壁を130万円までに引き伸ばすことができます。先程は大学生には2つの控除しかないと言いましたが、申請することで「学生勤労控除」という27万円の控除を受けることができます。

これを利用すると130万円までは所得税を支払う必要がなくなります。学生勤労控除を受けると住民税は126万円までは納める必要がなくなります。

しかし、学生勤労控除を利用しても103万円を超えてしまうと親の扶養ではなくなってしまうので家族全体の税金負担はそこまで変わりません。なので、学生勤労控除を利用してまだ130万円に引き伸ばすことはお勧めしません。

「103万円」のよくある勘違い

大学生のバイト収入は103万円までと言いますが、「掛け持ちでバイトをしていたらどうなの?」とか「まかないで給料から差し引かれた分はどうなの?」などの質問や勘違いに答えていきます。

掛け持ちバイトでも103万円まで

「掛け持ちバイトをしていたらバレない」という発言をたまに聞きますが、ほぼ確実にバレます。

個人経営でバイト代を店の経費として出していたり、居酒屋のキャッチで完全歩合制でやっていたりする場合は103万円を超えてもバレないことはあると思いますが、税理士を舐めていてはいけません。ほぼ確実に怪しまれますしバレることになります。

掛け持ちバイトでも年末に各店舗が「この人はこんだけ稼いだよ」という書類を税理士に提出しないといけないので誰がどれだけ稼いだかはすぐに分かってしまいます。

掛け持ちバイトは103万円以内でも確定申告が必要?

これは確定申告は必要ありません。僕も実際掛け持ちをしていますが103万円以内であれば確定申告はしたことありません。どちらか多く稼いだ方の店で年末調整を行ってもらい、もう一方のバイトには何もしてもらう必要はないです。

確定申告をしたら源泉徴収された分の税金が返ってくるみたいな話をたまに聞きますがほとんど返ってこないのでめんどくさかったらしなくても良いと僕は思います。

もし給料明細を見て源泉徴収をされていたら確定申告をすることでその分のお金が返ってくるので必要であれば確定申告をするようにしてください。

「まかないで引かれた分はどうなるの?」

店の商品を半額で食べられるまかないがあるとして、そのお金は給料から引かれるとします。その場合はもともと貰えるはずであった所得分から引かれているのでまかないで給料が減ったとしても引かれる前のお金が所得となります。

給料明細を見ればわかると思いますが、103万円のことを考える場合は「手取り額」を見るのではなく、「課税所得」を見るようにしてください。

課税所得の合計が103万円にならないようにするのが大学生のバイトの基本となります。

「交通費は課税所得?」

交通費は基本的に非課税所得になるので103万円の中には入れなくても大丈夫です。しかし、月額10万円を超えてしまうと超えた分は課税所得となってしまうので注意が必要です。

僕が実際に103万円を越えてしまった話

僕は掛け持ちでアルバイトをしていて、かなり稼いでいた方でした。しかし、103万円は越えないように調整をして102万9000円くらいでギリギリ抑えられたと思っていました。

ところが、1月の給料明細を見ると課税所得の合計がリセットされていませんでした。めちゃくちゃ冷や汗かきましたね。

だいたいどこのバイトでも1〜12月までの給料の合計がその年の所得になるのですが、僕の掛け持ちバイトの一方は2〜1月の所得で計算されていました。そのことを知らずに103万円を越えてしまいました。

ちゃんと勤労学生控除を使って僕は何も支払う必要はなかったのですが親の税金は上がってしまい迷惑をかけました。

後日ちゃんと「あなたは去年110万円を稼ぎました」みたいな通知書もきたので確定申告をしておいてよかったです。本当に掛け持ちバイトをしていても所得合計は把握されているのですね。

僕が103万円を超えるほど働けたのは自分に合ったバイト先を選べたからだとは思いますがみなさんは掛け持ちバイトをする時は注意してくださいね!

関連記事>>大学生におすすめのバイト10選!選び方のポイントも解説します

関連記事>>大学生は掛け持ちバイトをした方がいい?メリット・デメリットを解説

まとめ

103万円に関してのポイント
  1. 103万円は控除額の合計
  2. 超えると自分と親の税金が上がる
  3. 大学生は130万円まで稼ぐこともできる
  4. 103万円に関しての勘違いに気を付ける

今回は控除についてと、大学生のバイトの103万円事情について話していきました。文字ばかりで理解しづらかったかもしれませんが最後まで読んでいただきありがとうございました!

僕みたいに103万円を超えてしまわないように皆さんはちゃんと秋頃から調整をするようにしてくださいね。

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