ドラッグストアのバイトに興味があってこの記事に訪れた方が大半だと思います。今回はドラッグストアのバイトが楽なのかきついのかについて現役ドラッグストア店員が答えていこうと思います。
ドラッグストアのバイトは楽!
結論から言うとドラッグストアのバイトは楽です!僕の意見ですがかなり楽だと思います。しかし、人によって大きく楽かどうかの感じ方は変わると思います。僕みたいに暇なところの方が良かったり、ずっと立ってるだけのレジ打ちが楽だと思える人にとってはとても楽だと感じます。
その逆で暇な時間が嫌いな人や動いてた方が良いという人にはドラッグストアのバイトはきついかもしれません。
ドラッグストアバイトの業務内容は?

ドラッグストアのバイトは楽そうやきつそうなど曖昧なことしか分かりませんよね。僕も入るまでは本当に何も分かりませんでした。今回はできるだけ細かくドラッグストアのバイトの業務について書いていきます。もしドラッグストアのバイトをしようとしている人がいれば参考にしてみてください。
レジ打ち

どこのドラッグストアのバイトでもレジ打ち業務はあります。僕はレジ打ちをメインにシフトを入れてもらってます。レジ打ちが1番楽だからです笑
レジ打ちの流れは、
買い物カゴを預かる→ポイントカードの有無確認→お会計
というよくある流れがほとんどだと思いますが、慣れてきたらマニュアルに刃向かわない程度に自己流に変えていけば良いと思います。僕も最初はガチガチでミスする時も多かったですし、緊張していましたが慣れてきたらこっちのもんです。暇なドラッグストアを選べばただ突っ立ってるだけでお金がもらえますからね!
品出し・納品

品出しも納品もやることは同じです。品出しは棚からなくなりそうな物を補充してお店から商品をなくさないようにすることです。納品は決まった曜日に発注した分の商品がたくさん届くので棚に商品を出したりバックヤードに在庫分を整理しておいておきます。これが以外と重労働なんですよね。
僕はドラッグストアの業務の中で1番嫌いなのはこの品出しと納品です。特に品出しですね。納品はたくさんきた商品を決まった場所に置いていくだけでいいのですが、品出しは自分で棚から少なくなってる商品を探してそれをバックヤードから持ってきて品出しをしなければいけません。たくさん空きがある時はいいのですが、特に何も補充するものがない時がきついです。補充しているかのように見せないといけませんからね笑
他に仕事を探してやればいいのですが、ドラッグストアのバイトは本当にやることが少ないので決められた作業を決められた時間まるまる使ってやるのが1番です。なので、品出しするものが少ない時はきついです。
廃棄処理

廃棄処理は業務の中でも楽な方だと思います。消費期限が短いものはお店に1週間程しか置くことができません。なので、廃棄するものが度々出てきます。それを、チェックして廃棄していきます。勿体無いですが業務なので仕方ないですね…。
お店やその場にいる社員さんによっては、持ち帰って良かったり食べたりできるのでそこは運任せですね。内緒で持って帰る場合はバレたら大変なことになるのでできるだけしないようにしましょう。
期限チェック

廃棄処理と似ていますが、期限チェックでは賞味期限が1ヶ月以内のものなどを棚から引いて3割引や半額などの見切りシールを貼ります。そして特売品コーナーに置くなりして売り切ります。
商品によって1ヶ月以内や3ヶ月以内など引く期限が違うので注意が必要ですが、期限チェックは基本的に期限を確認していくだけなので頭も体も疲れないので楽です。
商品の前出し

これは1番最初に教えられるであろう簡単な業務です。お客さんは商品をカゴに入れた時にわざわざ棚の商品を前に出してはくれないですよね。しかし、そのままでは見栄えも悪いですし、もしかしたら本当は棚にあるのにないように見えて売れるものも売れなくなってしまいますよね。楽な業務ですが案外大切な業務です。
この前出しはやることがなくなった時にするべき業務です。大切な業務ですし、楽な業務でもあるのでぜひ前出しのプロになってくださいね!
清掃

どんなバイトにもあると思いますが、もちろんドラッグストアにも清掃業務はあります。店内の掃き掃除やトイレの掃除です。店内は素手で雑巾などを触っていると周りのお客さんから見たらあのまま商品を触ったりレジ打ちしたりするのかと思われるのでゴム手袋をつけるなど工夫をするようにしましょう。
ドラッグストアバイトの嫌なところ・デメリット
ドラッグストアのバイトは基本的に楽ですが、もちろん嫌なことはあります。楽なことだけを伝えるのでは入ってから嫌になってしまうので僕が嫌だなと感じたり大変だなと感じたりした点を紹介していきます。
時給が低い
全国共通だと思いますが、ドラッグストアのバイトは基本的に他の業種と比べると時給が低くなっています。これはバイトにおいてかなり大きなデメリットだと思います。
僕の場合はかなり安くて周りの友達と比べても1番安いくらいの時給ですが楽さを求めすぎてやめることができません。それくらいドラッグストアのバイトは慣れたら楽です。時給が低くても楽だから長時間入れて結果的に大変なところよりも稼げるかもしれませんね。
クレームをいただく機会が多い
飲食店やアパレルショップと比べてもお客さんの出入りは多いです。なので、接客をする機会は他のバイトと比べてもかなり多いと思います。ましてや、レジ打ちであればほぼずっと接客をしていることになるので、その分クレームをいただく機会は増えます。
しかし、クレームもですが「ありがとう」と言われる回数も多いのでなんとかやっていけます。慣れてくるとお客さんの特徴も分かってくるのでその人に合わせて接客をすればクレームを貰うこともなくなります。どんだけ完璧な接客をしてもクレームを言いたいだけの人や、無愛想な人はいるのでメンタルも強くなると思いますよ!
レジに慣れるまでが大変
僕的に1番大変だったのはレジ打ちに慣れることでした。バーコードを通したりお金のやり取りをするのは誰でもすぐにできるようになると思いますが、ポイントカードやそのお店のキャンペーンなどの対応が足されると頭がパンクします。しかし、それも慣れればすぐに対応できるようになります。
1番大変なのは予想できないことを言われたり、ハプニングが起きたりした時の対応です。先ほども言ったようにレジ打ちは1番接客の機会が多いので様々なことが起きます。それに臨機応変に対応できるようになるまではとにかくレジ打ちは大変でした。
ドラッグストアバイトのイメージと違ったこと
どこのバイトに入ってもあると思いますが、イメージと違うなと思うことがたくさんありました。良い意味であったり悪い意味であったりとそれは様々ですが僕のイメージと違った点を紹介していきます。
ピアスや髪色に厳しくない
ドラッグストアの店員と言えば黒髪でアクセサリーなしのイメージでした。髪を染めれないなら辞めようかなと思う時もありました。しかし、髪色は少し明るいくらいの茶髪なら大丈夫ですしピアスもOKでした。これは本当に意外でした。おかげで今も辞めずに続けることができています。
もちろん、お店によって基準は違うと思いますが髪を染めれないやピアスがだめならドラッグストアのバイトはやめておこうと思っている人がいたら近場のドラッグストアで確認してみてください。思っているより緩いですよ!
薬や商品の知識は必要ない
ドラッグストアと言うだけあって、薬の知識はある程度いるのかなと思っていましたが全く必要ありませんでした。もし薬のことで質問されたらすぐに社員さんや登録販売氏を呼べば良いので自分は何もしなくても大丈夫です。
商品に関しても同じです。分かるようなら対応すれば良いですが、もし分からなかったら社員さんを読んで対応してもらいましょう。2年以上ドラッグストアでバイトしている僕でもまだ商品名や商品の場所を細かくまだ把握できていません。でも大丈夫です。それでもバイトを続けてこれた張本人がここにいるのですから。商品の場所を聞かれるのも、乾電池や綿棒、調味料など決まったものが多いので最低限なものさえ覚えておけば問題なくやっていけます。
以外と力仕事
1番イメージとかけ離れていたのが、以外と力仕事だということです。品出し・納品にかける体力はなかなかのものです。10キロ以上ある飲料水のケースを運んだり、お米を運んだりとかなり体力を使う業務もあります。女性でも普通に仕事をこなしているので、女性だからきついということはないですがそれなりに重労働だということは頭に入れておいてください。
まとめ
- 暇な店は立っているだけ
- おしゃれは意外と自由
- 商品知識は0で大丈夫
- 時給が低い
- 接客機会が多い
- 意外と力仕事
ドラッグストアのバイトは基本誰がやっても楽だと感じると思います。しかし、人によってはもちろん向いてない人もいます。今回の記事で自分が向いている・向いてないが少しでも分かったらなと思います。もしドラッグストアのバイトをしてみようと思えたら幸いです。一緒に全国のドラッグストアをいいものにしていきましょう!